先月完成しました東京のマンションについて・・・（１）

こんにちは、日々寒くなってきた今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか？
㈱ＣＵＢＥリノベーション　さいたま支店の佐々木です。

先月さいたま支店の対応エリア「東京都板橋区前野町」のとあるマンションのリフォーム工事が完成しました。
本日はその工事をご紹介したいと思います。

築年数があるマンションで、ちょうど好景気に沸いていた８０年代後半に立った上級クラスのマンションなのですが、その当時の設計の盲点である「お客様目線での使い勝手があまり考えられていない」というものが伺えるマンションでした。『梁』が部屋の中央を走っていてその影響でパック化されている浴室（ユニットバス）や洗面脱衣室、キッチンスペースがどうにも窮屈に設計されているというものでした。この問題を解決するために浴室-洗面脱衣室-キッチンまでを配置から総リフォームするというけっこう難易度のある工事でした。（下の図面参照）

左の既存（改修前）図面をご覧いただければ浴室が狭く(梁もあって天井が低かった)、洗面脱衣室も狭い(広さがないため洗濯機がキッチンにあるという配置）、キッチンは(あまり効率の良くないＬ型になっていて)一見収納力があるように見えていました。そこで右側の図面のように配置計画をし①浴室は梁の影響のない天井とサイズＵＰ、②洗面脱衣室は洗濯機スペースを一緒にして脱衣後洗濯機に服を入れることのできるように、③キッチンはＬＤ空間を見渡し小さなお子様に目が届くようにできました。

以下は工事前後の写真ですが、皆様にもご覧いただきたいと思います。(前後で構図がずれているところはご勘弁ください)。