今年の太陽光発電

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今日は太陽光発電のお話ですが・・
今年は今後3年間の売電価格が決定して発表されました。
パネル

売電価格は下記の資料の通りです。

平成29年度以降3年間の売電価格(1kwあたり)

10kw未満の余剰売電価格

該当年度

東京・中部・

関西電力管内

その他の電力会社管内

平成29年度

28円
(▲3円)

30円
(▲3円)

平成30年度 26円 28円
平成31年度 24円 26円

(固定期間は10年)

10kw未満のW発電売電価格

該当年度

東京・中部・
関西電力管内

その他の電力会社管内

平成29年度

25円
(据え置き)

27円
(据え置き)

平成30年度 25円 27円
平成31年度 24円 26円

(固定期間は10年間)

全量売電(10kw以上設置)

該当年度

10kw以上~
2,000kw未満

2,000kw以上

平成29年度

21円
(▲3円)

入札により決定
平成30年度

未定

平成31年度

(固定期間は20年間)

 

平成29年度の売電価格は一律で3円の引き下げとなってしまいました。下がることは分かってましたが、想定外の引き下げ幅です。
ただ、それでもまだ充分にメリットの出る価格設定です。
なぜなら、また部材の価格が比例して下落したからです。

部材の価格ははっきり言いまして、すでに底値です。
今年太陽光発電を設置しなければ、来年度以降はメリットがほぼなくなってしまうと思えます。

数年後に場合によっては買電のほうが高額な単価になっているかもしれません。

そう考えると今年が最後のチャンスです!


例として、東京電力のオール電化プランでは夏場の昼間は1kwあたり38.72円。夏場以外でも31.73円となっていています。
夏の昼間は一番エアコンを使う時間帯ですから、買電をしていては電気料金が信じられないほど高くなります。
しかも昼間の時間帯は、太陽光発電の発電量が期待できる時間帯でもあるので、光熱費削減の効果はかなり大きいです。
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小さなお子さんやご年配の方、ペットを飼っているなど、エアコンの使用頻度が多い家庭は、太陽光発電を設置するメリットが大きくなります。
それ以外のご家庭でも、殆どの電力会社では300kwを超えて使用した電気単価は1kwあたり30円以上になるので売電価格よりも割高です。

屋根の設置が難しいお宅は、庭にカーポートを立てて太陽光パネルを載せるという手もあります。
そして、ローンを組めば太陽光発電とカーポート代を合わせて売電収入で支払って行けます。
初期費用がゼロでカーポートまで導入できるんです。(様々な条件はありますが)
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是非、今年は太陽光発電の導入を一考してみてくださいね!