浴室リフォーム
浴室の種類について
浴室には大きく分けて2種類あります。
在来工法
呼び名の通り、昔ながらの造りの浴室。浴槽、タイル、水栓などを組み合わせて、モルタルでタイルを左官仕上げして造作します。タイル貼りで年代が経っている浴室は、ほぼこの「在来工法」と呼ばれる浴室です。 浴室のサイズも自由で、部分的にリフォームすることもできます。
オリジナルで個性的な浴室がつくれる反面、職人の腕による差が大きかったり、職人仕事で工期も比較的長くなりがちです。
システムバス(ユニットバス)
お風呂のパーツごとに、グレードや機能などのバリエーションがあり、その仕様を選び、組み合わせて浴室を作ります。
品質が均一で工期が早いのが特長です。お住まいの浴室のスペースの中に、浴室を組み立てて一つ部屋を作るイメージ。
断熱性や快適機能などの優れた素材を使っているものも多くなってきており、冬寒い時期でも快適なバスルームになります。
浴槽、カウンター、水栓、収納などの各パーツの種類やデザインも豊富にあり、オーダー品や在来浴室なみのオリジナリティーあふれる浴室が作れるようになってきています。
浴室の機能


浴槽
人工大理石やFRP製が主流。特に人工大理石は肌触りがよく安定感があり、デザインの種類も豊富です。ホーロー製やステンレス製の浴槽もあります。

ミラー
一般的には縦長が多いですが、ワイドミラーで広く見せるのもおすすめです。

換気扇
暖房乾燥機能を備えた換気扇は、浴室を使用しないときには乾燥室として使うことができます。 寒い時期には暖房機能で入浴が快適になります。

照明
壁に付けるタイプと天井付きのダウンライトタイプあります。通常1〜2灯を取り付けます。デザイン性が向上したものも豊富にあり、雰囲気づくりに一役買っています。

壁
断熱性と清掃性がポイント。汚れがつきにくく落ちやすいという機能を備えたものがありますので、掃除がしやすくなります。
色・柄ともに種類が豊富にあり、木目調、石目調、タイル調、モダン柄など選べます。1面だけを違う色にしてアクセントをつけることもあります。

水栓
浴槽用と洗い場用シャワーが一体のタイプと、別々のタイプがあります。
また、プッシュ水栓などにすると使い勝手も向上、湯水の節約にもなります。
シャワー水栓の種類も豊富になってきています。

窓
引違い窓だけでなく、ルーバー窓や出窓も選べます。
一般的には既存の窓を使い、窓枠を設けて施工します。

カウンター
キッチン下部の収納部分。
「小物を置くのに便利なカウンター。
洗面器置きが付いたものは、ラクな姿勢で洗えておすすめ。

床
床材は技術の進歩で「水はけ」「乾きやすさ」「清掃性」が年々向上しています。
寒い時期に入ったときにヒヤッとしない機能性が高いものが人気です。

天井
天井は「フラット」「ステップ」「ドーム」など種類があります。人気のドーム天井にして開放感を味わうことができます。
浴室の大きさ
1216サイズ
(0.75坪サイズ)

1216サイズは0.75坪の浴室に入るサイズです。内寸が1200mm×1600mmのタイプです。 一般的にマンションの浴室はこのサイズです。
1616サイズ
(1坪サイズ)

1616サイズは1坪の浴室に入るサイズです。内寸が1600mm×1600mmのタイプです。 一般的に一戸建ての浴室はこのサイズです。
1620サイズ
(1.25坪サイズ)

1620サイズは1.25坪の浴室に入るサイズです。内寸が1600mm×2000mmのタイプです。 洗い場が広くとれゆったりしたサイズです。
実際の施工例で見る浴室
