車椅子に優しいトイレ(K様邸・千葉県松戸市)
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事例番号:24295
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物件概要

●現場
●建物種類
●築年数
●工事内容

千葉県松戸市 ファインシティ東松戸
マンション
約3年
トイレ:LIXIL製サティスS手洗い付きカウンター(自動水栓)
トイレドア:ダイケン製大開口アウトセット引戸クネット手摺り
エコカラットプラス
内装工事(フロアタイル、クロス)
その他

ご相談のきっかけ

お施主様は戸建てにお住まいでしたが、ご主人が急に車椅子の生活となってしまい、戸建てでは車椅子の為にリフォームをしますと外構から手を付けなくてはならず、
エレベーターでバリアフリーのマンションを改装した方がコスト的にも快適な暮らしが出来ると考えてマッチングサイトに応募されました。
今回のトイレの要望としては、車椅子での動線がスムーズに行くように改装。
トイレ空間を倍の広さに拡張して、手洗いまで車椅子で楽に完結できるように工夫。
その為にはトイレの入口の有効開口を広くして手洗い器を設置することが条件として出されました。

トイレ

トイレ1

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トイレ2

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<プランニングの工夫>
まずはトイレの拡張の為、隣接する洋室のクローゼットを半分解体してトイレスペースへと改装。
尚、トイレが廊下を挟んでお風呂、脱衣所がありましたので、手洗い器の排水を廊下の対面にある水廻りに接続するのが物理的に不可能で、給排水統合の手洗い付き且つ、トイレの空間を広く使えるようにサテイスSを選択しました。
ただ、給排水統合の手洗いカウンターはトイレの左か右の側面に設置が推奨されてるので、設備の職人とトイレ横の背面壁(便座と横並び)に設置できる方法を施工説明書を取り寄せて熟考して解決しました。
トイレ入り口のドアは特注寸法での最大有効開口を持つ大開口建具を採用。

<とくに気をつけたこと>
お施主様にとってはある程度の資金をかけて改装しますので、完成後に使いづらいなどのクレームが起きない様、お施主様にお願いして実際の車椅子をお持ち戴き、トイレ内に入る動線を確認。
ご主人と似た体格の者を座らせて、手洗いボール、カウンター、蛇口の位置を何度も確認して使いやすさを検証して位置(高さ、奥行、幅など)決めしました。(コロナ禍でご主人本人には会えなかった為)

<説明>
大開口建具で広い動線を確保し快適にトイレを使用できる。
床はクッションフロアでなく、車椅子のキャスターにも強く、跡も付きにくいフロアタイルを採用し、
きれいなままで永く使えます。フロアタイルは表面も硬いので車椅子がふらつき難いので安全面でも安心です。
手洗いは自動水栓を選択したので、不自由なく手を洗え、清潔で省エネにも繋がります。
また、左側面の壁にはエコカラットプラスを貼り詰めて、消臭、湿気(カビ)対策で綺麗なままのトイレを永く保てます。 車椅子の立ち座りを考え、便利な手摺『クーネット』を採用しました。

施工中の様子

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施工中の様子になります。

最後に

様々な苦労、工夫をしましたが、最後にお施主様の満足な笑顔が見ることが出来てとても嬉しく、職人さん達にも感謝です。

リフォームデータ
邸名K様邸
住所千葉県松戸市 
建物マンション
築年数3年
リフォーム箇所トイレリフォーム内装エコカラット壁紙・クロス・ふすま水まわりリフォームフロアタイル松戸市ファインシティ東松戸モール
価格113万
工期6日間
担当者
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